いなか暮しのマメ知識と注意点
知っているのと知らないのとでは大違い!いなか暮しのちょっとしたコツをご紹介します。
いなか暮しで遭遇する人付き合いから冠婚葬祭までの疑問とカルチャーギャップの数々!これを知っていればあなたも今日から岐阜のいなか人です。 |

いなか暮しをはじめたい! でも、なにからはじめればいいのかな? |

まずは普通のお部屋探しと同じように、「どんなところに住みたいのか」「なんの目的で引っ越しをするのか」「家賃や購入代金はどのていど準備できるのか」などをまとめましょう。
趣味のため、子育てのため、自然のある暮らしを求めて、などなど、目的によっても選ぶ物件はさまざまです。
それができたら、実際に移り住みたい土地の候補をあげて、何度か実際に足をはこぶことをオススメします。都市部とちがって、いなかは「土地柄」も本当に千差万別です。気に入った地区が見つかったら、次は不動産屋さんを選びましょう。
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不動産屋さんはどうやって選べばいいの?
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いなかでの不動産取引は、いろいろな意味で難しいことがたくさんあります。いくつかポイントをあげてみると...
緊急医療の体制はどうなっているのか
公共の交通機関はどうなっているのか
積雪や降雨など、自然状況により暮しが影響を受ける土地かどうか
洪水や浸水、崖崩れなどの自然災害を受けやすい土地かどうか
その土地ならではの公の仕事がどのくらいあるか(住民総出の道路・河川清掃や寺社奉仕作業など)
その土地ならではの近隣住民との付き合い方や慣習はどのようになっているか
他にもたくさん知っておくべきことがらがありますが、何年もかけて、何十回、何百回と足を運んで、朝昼晩の状態も調べて、という調査は個人ではこなせないものですよね。
ですので、「その土地ならでは」という知識をきちんともっている不動産屋さんで、かつ親身になって相談にのってくれるところを選びましょう。また、取引業者というだけではなく、入居先の人間関係の仲介役としても
不動産屋さんは、いなかに入っていくときの大きなパイプ役になる、ということもありますので、「誠実で広く顔のきく信頼の厚いお店」かどうかというチェックもどうぞお忘れなく。
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「うん、ここに住みたい!」と思ってからのチェックポイントは? |

まずはライフラインを確認しましょう。
電気については、ほぼどの土地であっても問題ありませんが、ソーラー発電を考えていらっしゃる方の場合、積雪量や日照時間をチェック!
ガスは、いなかの土地ではプロパンガスがほとんどです。都市ガス専用機器の使用可不可をチェック!
水道は、「森の中の土地、山の上の見晴しのいい土地」の場合、そもそも水道がひけるのかどうか、というところからチェックしましょう。また、いなかでは下水道が無い土地もたくさんありますので、汲み取り式の浄化槽を使用する場合はその導入費や維持費などもチェック!
そして、自然災害や積雪による冬期の通行止めの頻度、ネットワーク環境などもチェック!
他にも、灯油、銀行、学校、ガソリン、バスや鉄道などなど、もっとも身近なところからチェックしていくことをオススメします。 |

さあ契約!気を付けておくことってある? |

賃貸契約ではほとんどありませんが、土地の売買の場合は、その土地ならではの土地使用に関する規制などがある場合もあります。
たとえば「高さxxm以上の建造物は不可」、といった景観や建物に関する条例がある土地もあります。このあたりはきちんと確認しておくことをオススメします。
また、土地や建物の売買の場合は、できるかぎり頻繁に地主さんと顔合わせ(挨拶に伺う)をしておくことも大切なポイントです。
賃貸契約の場合も、契約の前後には大家さんにかならず挨拶をしたほうが良いでしょう。
また、どのような不動産取引であっても、引っ越し後(建築はじめ)には、必ず近隣の住民に挨拶廻りをするようにしましょう。
いなか暮しは、時にみんなの力を借りなければならないこともあります。ご近所さんとの付き合いは本当に大切なものですし、同時にいなか暮しの大きな楽しみにもなります。
※岐阜県では、挨拶廻りに粗品を持って、というのがよくあるパターンです。同じ町内にはタオルやキッチンの消耗品など数百円程度のものを、とくにお世話になる方と向かい三軒両隣りにはお酒一升を、というのが標準的です。ただし、山、川、雪によって、暮しぶりや文化風習が細かく分断されてきた岐阜県では、すぐ隣の地区であっても慣習がまったくことなっている場合もあります。このあたりは不動産屋さんに相談してみましょう。
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結婚式にお呼ばれしたときはどうすればいいの? |

「とくに親しい間柄、親戚などの血縁関係」などではなくても、いなかでは結婚式にお呼ばれすることがしばしばあります。ところによっては「家の近所に住む方をすべて呼ぶ」、というような結婚式もあります。
ここで気になるのは、やはり「ご祝儀はいくらつつんだらいいの?」ということですよね。あまり親しくないおつき合いの場合や、自分が学生の時にお呼ばれしたときには10,000円〜、親しい間柄だと30,000円〜、親戚やとても大切な間柄ですと50,000〜80,000以上、というのが、岐阜のおおまかな相場です。
また、「お嫁さんが実家を出て式場に向かう時に、お菓子の包みを街頭で配る」というのもよく見られますが、これは「みんなできれいな花嫁さんを見て、祝って送りだしてほしい」という意味からくるものだそうです。誰でもいただくことができるのですが、一人がひとつだけいただく、というのがマナーです。
また、結婚が決まったら、できるだけ早く「前祝い」を届ける、という慣習があるところもあります。「前祝い」は、結婚のご祝儀とは別のもので、お酒で届ける場合がほとんどです。この前祝いをしなければならない時は、「結婚が決まりしだいできる限り早く届ける」のがポイントです。
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お葬式の案内を受け取ったときはどうすればいいの? |

結婚式以上に土地によって違いが大きいのがお葬式です。岐阜県での一般的な相場は、おつき合いの深さによって最低5,000円から、10,000円、30,000円といったところです。しかし、土地によっては「多く包みすぎないこと」が良いとされる場合もあり、3,000〜5,000円の範囲で、というケースもあります。香典はご近所さんに相談して金額を決める、というやり方をオススメします。
また、同じ地区、同じ町内で御不幸があった場合、一軒につき1人以上の人手を出して、住民の手でお葬式の準備をするという風習も、岐阜には広く残っています。「困った時にはお互いが助け合う」という精神や慣習はできるだけ尊重するように心掛けましょう。<非常に重要です!
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その他の小さなお祝いなどはどうすればいいの? |

親しい間柄ですと、出産、入園、入学、卒業、成人、就職、開店・開業の折々でお祝を包むことが多くあります。
小さなイベントの場合は、3,000〜10,000円程度を現金で包む場合が多いですし、お祝の気持ちを伝えるだけならば祝い酒を送る方法もあります。ただし、開店・開業のお祝には「花」を出す、という場合もあります。「花」を出す場合には、お祝をする相手方のできるだけ近所にあるお花屋さんに声をかけて相談してみましょう。
※本物の花(植物)を送るわけではありません。お祝いの飾り(室外用)のことを「花」と呼びます。
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友達をつくるいい方法を教えて! |

自然を相手にの〜んびり...だけではやっぱり物足りないもの。いなか暮しをとことん楽しむためには、やっぱり古くからそこに住んでいる人たちと仲良くなるのが一番です。
公的な機関が主催する趣味の集まりや、町内会、たのもし(むじんこう)などなど、思いきって出席してみると嬉しい出合いがあるかもしれません。
また、つながりが広がってくると、キノコや熊肉、シシ肉や鮎、農作物など田舎ならではの素敵な贈り物をいただく機会が増えてきます。この前もらったからそのお返しに、というだけでなく、自分からすすんで「喜びをわかちあおう」という姿勢があると、より良い人間関係が結べること請け合いです。
岐阜の田舎には、今でも「煮物をたくさんつくったから」というようなご近所、友達へのお裾分けが習慣として根付いている土地がたくさんあります。
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ご近所さんからお裾分けをいただいた。どうやってお礼をすればいいの? |

岐阜のいなかでは「お裾分け」が頻繁におこなわれる地域が多くあります。いただいたもののお礼についてですが、大きくわけて二つの方法があります。
1)お裾分けをいただいた器に、なにか食べ物を入れて返す
これは、先様にこちらからお裾分けするものが「家庭でつくったもの」の場合で、すぐに器を返すときによく行われます。
2)器は洗って返し、なにかの折に「家庭でつくったもの」や「お土産」をわたす
お土産をわたす場合には、あまり大袈裟にならないようにしましょう
このようなお裾分けに限らず、地域によっては「すぐにお返ししたほうが良い」という土地と、「すぐに返すのは失礼。ある程度時間をおいてから返す」という土地があります。お裾分けの作法は、移り住んだ土地の方に、はじめのうちに率直に訪ねてみることをおすすめします。
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2004.01.09追加
地域住民が総出の仕事ってどんなもの?(寺社掃除や地域清掃など) |

岐阜県内に限らないお話ですが、農村部ではよく「地元住民による奉仕作業」があります。地域内の道路や河川、排水溝、山林、寺社の境内を清掃するといった作業が多く見られます。
これらの作業はほとんどの場合、独居高齢者を除く全世帯から必ず一人以上の人手を出す、という形で行われます。基本的に冠婚葬祭以外の理由での欠席は認められない場合が多いので注意が必要です。場所によっては欠席すると「出不足料(でぶそくりょう)」という名目でお金を支払わなければならない地域もありますが、このような場合であっても「お金で解決するのは本当に最後の手段」というふうに考えておいた方が良いようです。
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